STARTO ENTERTAINMENT､新社長に元フジの鈴木克明が就任! 井ノ原快彦らも退任!

STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)は､6月27日に定時株主総会および取締役会を開き､福田淳社長が6月末をもって退任し､新たな代表取締役CEOに鈴木克明が就任する人事を発表した｡

鈴木克明は､フジテレビに入社し､『めざましテレビ』を立ち上げるなど多くの人気番組に携わってきた｡その後､編成制作局長を経て2015年から2年間専務取締役及び株式会社フジ・メディア・ホールディングス取締役に就任｡2017年から4年間は系列局の株式会社テレビ西日本代表取締役社長を務めた｡フジテレビの"黄金期"を牽引してきた人物の一人だ｡

STARTO ENTERTAINMENTは公式サイトを通じて､｢福田淳は､本人の意向ならびに任期満了により､同日付で代表取締役CEOを退任することとなりました｡新たな代表取締役CEOとして､鈴木克明が就任いたしました｡また､取締役CMO・井ノ原快彦､取締役・辰喜一宏が､本人の意向ならびに任期満了により､同日付で退任することとなりましたことを併せてお知らせいたします｣と報告｡

鈴木克明は､｢これまでのコンプライアンスを重視した路線を承継しつつ､より一層ファンの皆様や関係者の皆様に喜んでいただけるエンターテイメントをご提供すべく､新しい価値創造に取り組む所存です｣と意気込みを綴っている｡

業界における彼の実績は申し分ないが､コンプライアンスを重んじる企業が､ハラスメントや賭博などコンプライアンスが微塵もない社員が多く存在するテレビ局の重役を社長に専任するのはいかがなものか｡(船越)