エレファントカシマシライブ無期限休止! ボーカル･宮本浩次が突発性難聴

人気ロックバンド･エレファントカシマシが､ボーカル･宮本浩次(みやもとひろじ=46)の突発性難聴のためライブ活動を無期限休止することが1日､分かった｡
『日刊スポーツ』が報じている｡

同紙によると､宮本は先月1日深夜､突如左耳の違和感を訴え病院へ｡
診察の結果､｢急性感音難聴｣と診断され治療を開始したが､左耳がほぼ聞こえなくなる状態にまで悪化し､同5日に手術を受けたという｡

突発性難聴は､感音性難聴の一種と考えられており､厚生労働省の特定疾患に指定されている難病｡
原因は不明で確たる治療法もない｡
有名人では過去に浜崎あゆみ(はまさきあゆみ=33)や相田翔子(あいだしょうこ=42)､萩原聖人(はぎわらまさと=41)らが発症している｡

現在､宮本は日常生活に支障はないものの､時々強いめまいに襲われるなど､病状は不安定な状態｡
手術後､左耳の数値は改善されたが､宮本本人は､
｢相当聞こえづらい｣(引用:日刊スポーツ)
と話しているという｡

ライブ活動の無期限休止に伴い､今月8日の大阪城野外音楽堂公演､同14日の日比谷野外大音楽堂公演､来年1月の日本武道館公演の中止が決定｡
今月開催の2公演についてはすでにチケットが発売されているが､今後は払い戻しに応じるという｡

1981年に結成されたエレファントカシマシは､1988年にシングル『デーデ』､アルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』でメジャーデビュー｡
売上げが伸びずに一時はメジャー契約を打ち切られるが､1997年発売の『今宵の月のように』がドラマ『月の輝く夜だから』(フジテレビ系)の主題歌に起用され70万枚を超える大ヒットを記録した｡
その後は宮本のユニークなキャラクターと共に知名度を上げ､ファン層を拡大｡
今月31日発売の新曲『ズレてる方がいい』は､映画『のぼうの城』の主題歌に決まっている｡(伊原)

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