清志郎さん訃報に、芸能界にショックが走る!

2日にがん性リンパ管症のため亡くなった歌手の忌野清志郎さん(いまわのきよしろう=享年58)の通夜が3日、都内で密葬形式で行われた。「スポーツ報知」などスポーツ各紙が一斉に報じている。

井上陽水(いのうえようすい=60)、坂本龍一(さかもとりゅういち=57)、竹中直人(たけなかなおと=53)や、俳優の三浦友和(みうらともかず=57)ら約50人が参列。

カラフルな花々で彩られた祭壇は、派手なパフォーマンスで革命をもたらしたロックスターらしい最後の舞台だった。遺影の中の清志郎さんは、グリーンのジャケットを着て優しくほほ笑んでいた。

清志郎さんが残した数々の名曲が流れる中、駆け付けた仲間たちは、棺(ひつぎ)の中に花を手向け、涙をこらえるように無言で手を合わせた。

都立日野高校の同級生で、家族ぐるみの交流があった三浦は、所属事務所を通じて「彼は高校の同級生でありながら、尊敬し、またあこがれのミュージシャンでもありました。その思いは今でも変わりません。残念です。冥福(めいふく)を祈るばかりです」とコメントした。

映画「119」「サヨナラCOLOR」などで仕事を共にした竹中は、報道陣の問いかけに、ハンカチで涙をぬぐい「ごめんなさい、無理です」と絞り出すのが精いっぱいだった。

ヒット曲「い・け・な・いルージュマジック」で衝撃的な口づけを披露した坂本は、斎場に入るとサングラスを取り目頭に手をあて口を真一文字に結んで涙をこらえた。帰りの車内でも、真正面を見つめたままだった。

デビュー前から親交があり、初期の代表曲「帰れない二人」を共作した陽水、79年にRCに参加し、80年代を代表するギタリストに成長した“CHABO”こと仲井戸麗市(なかいどれいち=58)も、憔悴しきった表情で、盟友との最後の別れを交わした。

清志郎さんの事務所関係者によると、祭壇はカラフルな花で飾られた。斎場に清志郎さんのヒット曲が流れ、喪主で夫人の景子さん(53)が気丈に振る舞う中、参列者は棺に花を手向けた。

日野高時代の恩師でRCの名曲「ぼくの好きな先生」(72年)のモデルとなった小林晴雄元教諭(77)も参列した。

同曲で劣等生のこのぼくに素敵な話をしてくれた…と歌われた小林さんは「今までよく頑張ったから、ゆっくり休んでほしい」と柔和な表情。

時代をともに疾走した坂本らと、清志郎さんを陰で支えた恩師の胸に「愛しあってるかい」のフレーズがこだましているに違いない。

遺体は病院から2日のうちに東京・渋谷区にある自宅マンションへ戻り、午後4時ごろ、駐車場を白い布で完全にガードする厳戒態勢の中、遺体が納められた棺が葬儀所へと運び込まれた。周辺に別れを告げに来たファンの姿もあった。(松野)


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