日本テレビ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』で巻き起こるHey!Say!JUMP vs 羞恥心の大バトル!?

最近の学校教師を見ていると、本当に気の毒なほど追い詰められているのがわかる。

モンスター・ペアレント、教育委員会、マスコミバッシングなどなど、まさに現代は教師受難の時代と言っても過言ではない。

しかし、教えられる生徒側にも不満が多くあり、その問題解決は簡単なものではなさそうだ。

が、もし「生徒の力で教師が再生することができたなら?」。

そんな可能性を物語にしたのが、日本テレビで10月から始まる新ドラマ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』だ。

スクラップというと、「解体する」というイメージがある言葉だが、一度壊れたものは解体して組みなおさないと直らないというわけか?

一言ではっきり言ってしまえば「ダメダメ」な、とある中学校。

そこに謎の転校生がやってくる。

彼らは、類まれなる能力とパワーを持ち合わせたスーパー中学生で、いわゆる「ダメ教師」を「イケてる教師」に変身させちゃいましょうというのだ。

しかし、そんなダメな教師なんか、そうそううまく演じられるものではない。

カッコイイ俳優が演じても、純粋なダメさ加減はなかなか出し切れないものだ。

そこで、いいキャスティングは……と、制作陣は頭をひねったであろう、ベストな人材を選び当ててきた。

そう、まさにバカキャラの最前線を突っ走る、上地雄輔(かみじゆうすけ=29)その人。

Hey!Say!JUMPの中島裕翔(なかじまゆうと=15)、山田涼介(やまだりょうすけ=15)、知念侑李(ちねんゆうり=14)、有岡大貴(ありおかだいき=17)扮する4人のスーパー中学生が“再生"させるには、まさにうってつけの逸材。

しかし、ここで侮れないことが。

いくらおバカタレントで売ってきていたとはいえ、最近の上地の演技は確実に視聴者の心を掴んでいる。

たとえば来年のNHK大河ドラマ「天地人」で大河初出演が決まっていたりと、その実績は着実に高まっている。

いくら、飛ぶ鳥を落とす勢いのHey!Say!JUMPとはいえ、上地によって落とされる、つまり役を喰われる可能性だってなくはない。

しかしそこはジャニーズ最大の期待の星たちなので、そう簡単に負けるわけにはいかない。

そう、Hey!Say!JUMP vs 上地(羞恥心)のバトル(?)で、本当のスーパーユニットがどちらか、真価が問われてきそうなのだ。

と、そんなところに着目しなくても、十分に楽しめるドラマではありそうなんだけどね。(古田鉄寿)


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