志田未来が君塚良一監督作品の新作刑事映画「誰も守ってくれない」へ出演！！

志田未来（しだみらい=15）の成長ぶりに感嘆の声が続出している。

というのも､今月放送されたフジテレビ系スペシャルドラマ「鯨とメダカ」で､あの田中邦衛（たなかくにえ=75）相手に堂々とした演技を披露し､本格派女優として改めてその実力を見せつけたのだ。

設定としては､75歳の現在まで仕事一筋に生きてきた会社社長が､ある日突然､副社長である息子のクーデターによって社長の座を追われる。

その彼が､志田演じるひとりの少女と出会い､60歳差の友情を通じて新しい自分の生き方を見いだしていく姿を描くというもの。

つまり､60歳年上の相手をリードしていかなくてはいけない役だったが､プロデューサーをして「この人しかいない」と選ばれたのは､志田たったひとりだったという。

それ以前にも､日本テレビ系列の連続ドラマ「14歳の母」などで業界震撼の名演技を披露し､まさに今のテレビ・映画業界が求めている「本物の実力を持った女優」と変貌を遂げているのである。

志田といえば､作品から来るそのイメージはどこか心の陰を感じさせる役回りが多かったが､実は素顔の彼女はとてもおちゃめな女の子。

「鯨とメダカ」の番宣のため､フジテレビ「はねるのトびら」に出演した際のこと。

番組の大人気コーナー「回転SUSHI」に､ガチャピンの着ぐるみを着て登場し､メンバーの意表をついた志田は､イメージとはかけ離れた饒舌トークを披露。

はねトびのメンバーに､口げんかで圧勝するという離れ業を見せ付けたほど。

このギャップを見て､さらにファンになった人も少なくないのではなかろうか？

さて､そんな志田ファンに朗報がひとつ。

「踊る大捜査線」シリーズで知られる君塚良一監督作品の新作刑事映画「誰も守ってくれない」に出演することが決まったのだ。

早くも日本版「レオン」との前評判がついているこの作品は､ひとりの少女と､その保護を命じられた刑事との心の交流を描いた物語だ。

未成年の兄が連続殺人容疑で逮捕された事で､被疑者の妹・沙織の生活は一変。

沙織と同い年の娘を持つ勝浦刑事は世間の中傷やマスコミの追及を受ける沙織の保護を命じられる。

仕事に没頭して家庭崩壊寸前の勝浦と被疑者の妹という複雑な立場に立たされた沙織は次第に心を通わせていく。

「鯨とメダカ」ほどの歳の差ではないが､ここでも佐藤浩市（さとうこういち=47）という名優とのガチ勝負。

はたして志田はどこまで上り詰めていくのだろうか？（古田鉄寿）

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