ジャニー喜多川の素顔! 本人出演の海外向けTV番組の内容とは!?

ジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川(じゃにーきたがわ=81)、芸能界の大物にも関わらず謎に包まれた存在だ。

これまで一切メディアに出ることはなかった彼だが、1月27日放送のNHKワールド特別番組『ジャニーズ・ワールド トップ・オブ・ザ・Jポップス』への出演が一部で話題だ。
『週刊文春』が報じている。

「(番組内容は)ジャニー氏が企画・制作したジャニーズ・ワールドの舞台裏を中心に、ジャニー氏の生い立ちや製作者としての心得などを話しました。
ただ、全て英語での放送で顔出しもなく、表情が分からなかったのは残念でした。
時折、顔写真が映されていましたが、一昨年9月に“最も多くのコンサートをプロデュースした人物"としてギネスブックに認定された時に初めて公表したものの再使用でした」(放送記者:週刊文春)

今回は英語放送に限定したものらしくファンサービスというものでもないようだったが、ジャニー氏からいくつかのエピソードも披露された。
ジャニー氏はロスで生まれたこと。
11歳の美空ひばり(みそらひばり=享年52)がロス公演でジャニー氏の父の寺を使った。
それがきっかけでショービジネスの世界に興味を持ったこと。
少年野球チームを作り、その名前が「ジャニーズ」だったこと。
さらに、ジャニー氏は番組でこんな事も語っていた。
「私は神ではない。
『ローラースケートをやりたい人』と聞いて、手を挙げた7人で“光GENJI"を作った。
僕が誰かを選ぶことはない」
いままでメディアにあまり語られることのなかった事実。
この光GENJIのエピソードからは、グループの選考には自身が関与していないような印象を受けるが実際はどうなのだろうか。

「どのグループもゲイの技量とビジュアル面のバランスがとれているのがジャニーズの伝統。
そのメンバーを一瞬の閃きで決めるのがジャニー氏の眼力と言われています」(音楽関係者:同)

昨年11月には「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」としてギネス世界記録に認定されるなど、ジャニー氏のプロデュース能力は折り紙つき。
数あるグループの成功もジャニー氏の眼力なしでは成し得なかったに違いなく、どちらかというとこの関係者証言のほうが信憑性があるのではないか。

そんなジャニー氏はもう81歳。
この先の活動が気になるところだが、本人がギネス認定の際にそのを『朝日新聞』に、
「ブロードウェーあってのショービジネスと言われるけれど、日本から世界に認められるショーを発信していきたい。
もうぼちぼち、日本が先端に行ける時代にならなきゃおかしいんです」
と語っている。

衰えることを知らないジャニー氏のショービジネスへの想い。
まだまだファンに極上のエンターテイメントを届けてくれそうだ。(佐々木)


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