ジャッキー発起チャリティーイベント､一晩で2億9000万円!! 宮城出身の中村雅俊､復興を誓う!!

映画俳優ジャッキー･チェン(56)らアジアのスターが１日夜に香港で開いた東日本大震災のチャリティーイベントで約2657万香港ドル(約2億9000万円)の義援金が集まった｡

この日はジャッキーをはじめ､アンディ･ラウ､LAM､アーロン･クォックなど香港のアーティストが総出演した他､韓国からはワンダーガールズや俳優のクォン･サンウも駆けつけ､"隣国"日本にエールを送った｡

また日本からも地元出身のアグネス･チャン(55)､被災地の岩手県陸前高田市出身の千昌夫(せんまさお=63)と宮城県女川町出身の俳優･中村雅俊(なかむらまさとし=60)らが参加した｡

会場では､冒頭､大震災で犠牲になった人たちに黙とうがささげられ､続いて､被災地の人たちを励まそうと､岩手県出身の宮沢賢治の詩｢雨ニモマケズ｣をもとにして作った歌を参加者全員で合唱｡

約1万人の来場者から寄付を募ったほか､中継映像を通じて銀行振り込みなどを呼び掛けた｡ジャッキー自身も会場で300万香港ドルを個人で寄付すると宣言した｡

司会進行を担当したアグネスは｢超一流の映画監督やプロデューサーが毎日ボランティアで､徹夜で準備をしてくれました｡世界中の人々が日本の皆さんのことを応援しています｣と被災者にエールを送った｡

中村も｢日本人として感謝します｡日本を必ず復興してみせます｣と目を潤ませながら感謝の言葉を述べた｡

なお､募金は香港救世軍を通じて被災地に送られる予定になっている｡(松野)

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