押尾学被告の芸能界復帰は｢ニーズがない｣!? 目指すは敏腕プロデューサーか!?

保護責任者遺棄などの罪で実刑判決を受け､控訴後の4日に保釈された元俳優･押尾学(おしおまなぶ=32)被告｡

ファッション誌で獄中手記が公開されるなど保釈後もなにかと話題だが､12日に弁護団が会見を開き保釈後の様子を明らかにした｡

弁護団によると､押尾被告は保釈前日ろくに食事をとっておらず､5日早朝に実家に帰った際に発熱するなど体調を崩したという｡

現在は回復し､拘置所内で書き溜めた歌詞に曲をつけるなど音楽活動に意欲的な姿勢を見せているというが､木谷嘉靖弁護士は､
｢芸能活動は控えてほしいし､本人もそのつもり｡ニーズもない｣
と芸能界復帰を否定｡

しかし､野嶋慎一郎弁護士は､
｢音楽家としての才能がおありになる｣
とし､
｢誰か歌ってくれる方がいれば､制限事項には入っていないので楽曲提供は可能です｣
とプロデュース業での復帰に含みを持たせた｡

また押尾被告は､芸能人として初の裁判員裁判となった一審の判決に疑問を持っており､
｢本当にマスコミの影響を受けずに判断できたのか疑問｡(裁判官が裁く)控訴審では冷静な判断ができるだろう｣
となど話しているようで､改めて無罪を主張していくようだ｡
今後は週1回ペースで開かれるすべての弁護団会議に同席する意向で､控訴審では執行猶予付きの判決を目指すことになる｡

さらに､押尾被告はツイッターで自身の"なりすまし"が相次いでいることに､
｢絶対にやめてほしい｡自分はやっていない｣
と嫌悪感を示しており､控訴審を前に自身に不利なつぶやきをされることを心配している様子だという｡
弁護団は､この"なりすまし"に対して法的処置も検討していることを明らかにし､押尾被告と共に控訴審を万全の状態で戦う覚悟を見せた｡

弁護団から芸能界への復帰をニーズがないと一蹴されてしまった押尾被告｡
生粋のエンターテイナー･押尾学が次に目指すのは､敏腕プロデューサーなのかもしれない｡(伊原)

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